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■報道に関するお詫び
報道に関するお詫び
平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、報道にありました当館における温泉水の張り替える頻度について事実と異なる掲示があったことに関しまして、お客様にはご心配とご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
浴室内の温泉の泉質や効能を記した看板に「温泉は毎日張り替えております」という記載がありました。実際には浴槽水の張り替えは、市の条例の基準にある2週間に1回の頻度で行っておりました。
看板は、平成5年の開業時に浴場の壁面に設置されたものでした。浴槽水の張り替えの頻度を変更した後に事実と異なる表示となったものは撤去しましたが、この看板については見落としておりそのままになっておりました。館内の掲示物に対する確認不足が原因で多くの皆様にご迷惑をおかけすることになり誠に申し訳ありませんでした。
この度の事態を重く受け止め、表記の誤りに気付かず放置したままだったことを真摯に反省し、今後、二度とこの様なことがおこらないよう館内掲示の確認と衛生管理を徹底し、体制の強化をしてまいる所存であります。
あらためまして、この度のことで皆様方への信頼を損なってしまいました事、心より深くお詫び申し上げます。
なお、先般のレジオネラ菌検出につきましては、次のとおり改善を行いました。
「公衆浴場における水質基準等に関する指針」に基づいて全浴槽の自主水質検査を検査機関に依頼し、令和5年3月17日に実施した結果、平家露天風呂打たせ湯、源氏露天風呂、源氏全身浴、平家ジャグジーの4か所から基準値を超えるレジオネラ菌が検出された旨、令和5年3月27日に報告がありました。
同日、西蒲区産業観光課に報告し、徹底的な消毒作業を行うと同時に原因究明と対策を講じてきました。
今後このようなことが起こらないよう、下記の通りに対策を取り徹底していきたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。
【初期対応】
・検査結果が出た3月27日当日の午後から臨時休館しました。
・源泉槽の徹底的な清掃と消毒を実施しました。
・ろ過機系統配管の逆洗浄及び高濃度洗浄を実施しました。
【二次対応】
汚染箇所を特定するため、源泉ポンプ、分離槽、分離槽落ち口、源泉槽、平家露天風呂打たせ湯、源氏露天風呂、源氏全身浴、平家ジャグジーの8地点で採水し水質検査を実施しました。
【原因】
調査の結果から、源泉ポンプにはレジオネラ菌は存在しませんでした。従って、源泉槽から露天風呂打たせ湯までの間の配管内でレジオネラ菌が発生したと考えられます。
源泉槽から各浴槽及び露天風呂打たせ湯までの配管内の洗浄について、これまでは圧力をかけて消毒液を流していなかったため、レジオネラ菌の温床であるバイオフィルムを取り除くことができていなかったと推測いたします。これまでのやり方は、各浴槽への弁をすべて同じタイミングで開けていたので、各浴槽の配管への圧力が分散され弱かったと思われます。
【再発防止策】
(1)源泉槽の清掃を年1回から4回に増やします。
(2)源泉槽から各浴槽及び露天風呂打たせ湯に補給される源泉系統の配管洗浄について、各浴槽の配管ごとに圧力をかけて消毒液を押し流すことで、バイオフィルムの生成を抑制し、配管内の洗浄力をより高められる方法で年4回実施します。
(3)塩素管理について、浴槽同様に「平家」と「源氏」の両方の露天風呂打たせ湯でも1日6回実施し、残留塩素濃度を0.4ppm程度に保ち、1.0ppmを超えないよう管理を徹底します。
(4)「平家」と「源氏」の両方の露天風呂打たせ湯及び、森のサウナ水風呂での水質検査を、年1回から年6回に増やし、源泉槽も年6回として管理します。
(5)ろ過循環系統の配管洗浄を年1回から年2回に増やします。
(6)貯湯槽清掃を年1回から年2回に増やします。
(7)分離槽へ塩素を注入し源泉の消毒を強化するため、新たに塩素注入装置を設置します。
弊社と致しましては、今後一層の管理体制の徹底をし、信頼回復に全力で取り組んでまいります。
あらためまして、この度は、弊社にご信頼を寄せていただいていた多くの皆様に多大なるご迷惑やご不安をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
令和5年5月1日
日帰り温泉じょんのび館
指定管理者
株式会社福井開発 代表取締役 小川明彦